2007年度 春の大セミナー ディスカッションAコース 総評

※お詫びと訂正※
土屋氏の総評がこれまで「4thD+」となっていましたが、
「5thD−」の間違いでした。お詫びして訂正いたします。

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ランク該当者
全体総評
D+5th 阿保@法市
D+5th 稲田@UT
D+5th 川名@日大
D 井上@WESA
D− 土屋@MESA
D− 後藤@明治
D− 増川@法市
D− 島田@青学
D− 富永@明治
二年カウンター 家村@WESA

 

2007年春セミランク該当者
D 関東一位 廣重(UT3)
  関東二位 瓶子(東女3)
  関東三位 小林(法市3)
     
  川上(上智3) 大野(上智3) 相澤(上智3) 平野(明治3) 増渕(明治3)
  長島(法市3) 利根川(法市3) 北村(UT3) 田河(成蹊3) 赤嶺(早稲田3)
           
D− 柴田(日大3) 岡崎(日大3) 小渕(日大3) 田辺(上智3) 内田(東洋3)
  関(明学3) 越川(法市3) 勝山(法市3) 星(法市3) 飯島(法市3)
  間宮(上智3)  
     
  木村(上智2) 佐藤(UT2) 平川(法市2) 山本(法市2) 林(明治2)
  三橋(東洋2)  
           
二年カウンターA 一位 飯嶋(明治2)
  二位 林(早稲田2)
  三位 三澤(法多摩2)
     
  原田(法市2) 永田(法市2) 町田(法市2) 中村(UT2) 城田(早稲田2)
  市川(恵)(明治2)  
     
二年カウンターB 大澤(東洋2) 成清(東洋2) 菅原(東洋2) 鎌田(慶應2) 中村(法市2)
  佐藤(日大2) 福田(日大2) 池田(日大2) 森下(UT2) 増田(明学2)
  高橋(上智2) 山口(上智2)  
           

 

全体総評

 

いい部分や将来性を感じると共に、問題点もよく見えたセミナーであった。200人以上という参加者の中で、今年も五回のディスカッションを行ってきたが、全てのディスに満足している参加者、満足いかない参加者、どちらのディスも経験したなど、さまざまな経験をつんだであろう。毎年行われている行事であるが、例年と比べても遜色ないものとなった。

まず、参加者には自らのディスカッションに胸を張ってもらいたい。今回の春セミナーで、しっかりとディスカッション界の成長を見せてくれた。自らのアーギュメントを準備にテーブルを巻き込むもの、レベルの高い議事進行や、参加する姿勢と積極的なリフレへの参加などからもそれはうかがい知れる。ジャッジの視点から見て、それは確かに感じた事だ。自分のディスカッションの何処が良かったのかを見つけ、自信を持って欲しい。

次にする事は改善点の修正だ。自信を持ってもそこを終わりとせず、さらに精進して欲しい。精進できる点と満たすための能力はこの春セミナーで見せてくれたのだから。精進の仕方は人それぞれであるが、以下に今回の春セミナーを通して感じた点を三点ほど書く。

一つ目として、独創性が挙げられる。既存の価値観や、皆が普通だと思っているやり方に捉われず、自分の考えをつくりだす事の重要性を感じてもらいたい。ディスカッションに絶対はないのだから、トピックやタイトルに持つ自分の意見は全てディスカッションで表現してよいものであり、また表現できる場所が用意されている。既存の“普通”と思われている方法論やセオリーを正解とせずに、自ら答えを選び出して欲しい。

同時に、経験をつんでいるディスカッサントには既存のセオリーにしっかりと自分の答えを持って欲しい。今、自分がディスカッションに持っている考え方にもう一つ、「なぜこう考えているのだろう」と深める。そうする事で、どんな話にも結論と対処法が見えてくるはずであるし、また新しい考え方も出てくる。

 二つ目として、わかりやすさがある。発言やチャートは、一度言い、見せれば理解してもらえる完成度になっているか。あやふやで終わってしまう話はないか、あればわかりやすい発言をできるようになろう。結果、ディスカッションも円滑になおかつ質の高い結論がでるものになる。

 最後にもっとも言いたいのは、発言や失敗を恐れない事。春セミナー中に、発言を途中でやめてしまう者や、意見がぶつかった時にすぐに引いてしまう者が見受けられた。悪い事とは言えないが、もっと自分の発言の大事さに気づいて欲しい。重ねて言うが、ディスカッションに絶対はない。自分が考えている事は、表現してよいのがディスカッションだ。発言していく事で、様々な事に気づき、成長していく。失敗したら間違えましたと言ってしまえばそれでおしまいなのだから、積極的に話し、意見をぶつけ、ディスの楽しさやセオリー、そして新しい価値感に気づいて欲しい。

 以上三点を考えながらディスカッションを続けて欲しい。今のディス界のレベルならば、アッセンブリから現三年生の引退までには自分のディス感を見つけられているはずだ。がんばってもらいたい。

文責:佐藤 大希@法市

5th D+テーブル総評

 

今回のDプラスのテーブルでは、ディス界における新しい風を見ることができたと思う。ある決まったフォーマットなどで議論を進めることが、果たして正しいのだろうか。正しいと納得して行っているのであろうか。こういった疑問をテーブル内に提示してくれたことがテーブルとしての価値を高めていたと考える。

そして、その新しい考え方にゆっくりではあるが、みんなが浸透していっていたのも興味深い。この議論の良し悪しをテーブル内で噛み砕けていたとはいえないが、これからどう解釈していくのか楽しみである。また、この理解の仕方によって、これから先のディスカッションの幅が広がるので、しっかりと自分の意見を持って欲しい。

また、どんなときでも諦めずに最後まで頑張った、テーブル全員には高い評価を上げられると思う。特に、最後まで自分のペースを作るという姿勢が見られて好感が持てた。

最後に、今回様々なテーブルを見させていただいたが、どのテーブルの人もその人にしかないいいところがいっぱいあったので、それを伸ばしてアッセンブリに挑むことが出来れば、自分の納得できる評価を得ることが出来ると思うので、自分を再度見直し是非頑張って欲しい。

                                                       文責:阿保 翠@法市

 

 

5th D+テーブル総評

■ランク選定理由

今回はD+該当者なしとしました。D+テーブルの定義において、自分の強み、全ての能力をむらなくテーブルでだすことができるというものでした。しかしながらこのテーブルにおいては、質の高いアイディアは垣間見えたものの、プレゼンと理解がかみ合わず、そのアイディアをテーブル全体に浸透させることが出来ませんでした。我々が掲げた、resultqualityという二方向から判断する評価形態において、resultD+の及第点に達していないと判断しました。停滞していた時間が非常に長く、その要因として話し手、聞き手両方に責任があるという見解に至り、このような結果としました。

■順位に関して

発言量に関して圧倒的占有率を占め、現在のディス界の固定観念を打破しようとするアイディアを提示していた廣重(東大3)を関東一位としました。また廣重が出したアイディアをトリートしていた、瓶子(東女3)と小林(法市3)を関東二位、関東三位としました。発言量に関しては、瓶子、小林とも同量でしたが、瓶子の方がよりゴールを見据えた発言をし、各論点を結論づけていた点を評価し、差をつけました。

■ジャッジから見た改善点

今回のテーブルで核となるポイントは二点

@柔軟性(受動的な姿勢)

Aシンプルさ(能動的な姿勢)

両点共に、停滞していた原因と考えることが出来る。

まずは@に関して。これは『普段しているディス』とは違うスタイルと対峙したとき、いかに柔軟にその形式を理解し、自らの思考回路をそれとリンクさせるかである。これを克服するには既存のセオリーに甘んじることなく、春セミのような極限状態の中でも、新しい視点を受け入れる勇気が必要である。無論、不断のプレパは言うまでもない。

またAに関して。ディスカッションとは心理戦の要素も非常に強い。プレゼンの技術として、最初難解な英語を使い、聞き手を自分のフィールドに持ち込むというのも、一つの心理戦である。しかしながらディスカッションは唐突な意見開陳の場ではなく、相手に最終的に自分の意見を理解させなければ、ディスカッションという『みんなで話し合い』の場では意味をなさない。難解なことをいかにシンプルに、みなの思考回路にリンクさせるか、究極のプレゼン技術である。これを克服するためには、そのテーブルにベストなプレゼンを瞬時に見抜く必要がある。これは普段から、レベル別のプレゼン技術を色んなテーブルで実践し、経験をつむことが重要である。

■感想

今回のテーブルにおいては皆自分の実力を出し切れなく、残念に思うかもしれない。しかしながらポテンシャルはみな高いものを持っており、エクシビションンとは思えないほどの雰囲気のよさがあり、みな後輩や同輩に夢や刺激を与えることができるディスカッサントであることは言うまでもない。勿論我々ジャッジにも。

 テーブルは、我々ジャッジも思わず高揚するような奇想天外なアイディアや結論までの最短距離を見据えた精確性とスピードを兼ね備えた進行力はさすが関東トップのテーブルであると感じさせてくれました。我々が当初掲げた理想のディス『アイディア+進行力=皆が満足するディス』に限りなく近いものでした。もちろん課題も感じた点も否めません。しかしながら課題を感じることは自分の限界に達していないということです。のびしろは無限大です。

これからアッセンまでに、自分のディスのスタイルを確立し、さらなる飛躍をジャッジ一同期待しています。

アッセンでは我々ジャッジを感動させてくれるようなディスカッションを心待ちしています。

 皆さん春セミ本当にお疲れ様でした。

文責:稲田裕太@UT

 

5th D+テーブル総評

感想

全体としてはエキシビジョンテーブルとは思えないほど雰囲気もよく、各々がプレパしてきたもの全てを出そうという姿勢は非常に評価できました。しかし残念ながら今回のテーブルが胸を張って素敵なディスカッションであったかと問われると疑問を投げかけざるを得ません。

そもそもPDDの理想の概念は@自分の意見を簡潔に提示し、かつA他人の意見を傾聴、理解し、B互いに意見を戦わせることでテーブル全員が納得するコンクルージョンを導いていく、という営みだと筆者は思います。ですから相手をロジックとエビデンスで寄り切るディベート、自らの意見をいかに流暢に伝えるかを争うスピーチ、などとは決定的に差異がある活動といっていいのです。しかし今回のテーブルではこの@、A、Bの部分が決定的に欠如している様に思いました。

具体的に・・・

@     に関して→ソリューションエリアにおけるPMADAの立論におけるプレゼンテーションはお粗末にも他者に伝えようという姿勢が全く感じられず、テーブル停滞の要因となってしまいました。

A     に関して→他のパンツも他のパンツで理解できていないのであれば理解を確認するカンファメーションを入れ姿勢を見せればよいのに、プライドなのか理解があやふやなまま安易に賛同してしまう面が多々見受けられました。

B     に関して→意見を熱く戦わせているというシーンは残念ながら今回のテーブルでは一度として見て取れませんでした。

以上の点から鑑みても今回のD+の定義「どんなテーブルにおいても自らの強みを発揮できる」に該当するものがおらず今回はD+の評価を見送ることとなりました。

改善点とメッセージ

もう一回PDDの理想の概念についてじっくり熟考してみてはいかがでしょうか?実を申せば先に述べた理想の概念も先輩から学び取った意見を僕が自分なりにアレンジして考え出したものなんです。自らが信じるスタイルを貫くことも無論大事ですが、果たしてそれが他者を巻き込める理想のディスカッションなのか・・・。理想とするディスカッションモデルと自らのスタイル。この二つをしっかり確立しそれを毎度テーブルで実行できるようになったら、もう完全に悟りの境地に達します。引退までの残り8ヶ月間そんなことを考えながらディスライフを送ってみましょう。以上っす。三日間本当にお疲れ様でした!またアッセンブリーであいましょー!

文責:川名 良@日大

 

 

5th Dテーブル総評

 

 エキシビションに次ぐテーブルということでプレッシャーを感じるテーブルながらも、お互いのアイディアを大切にがんばってくれたと思います。ASQにおいて必要な論点をこぼすことなく進行していったことや、効果的なチャートや分かりやすい事例を駆使した高度なカンファメーションはさすがです。特に、チャートのディバイドを縦割りにしたりありがちな方法論にとらわれず、自分なりの工夫が見られたような自律性は、次期を担うディスカッサントにふさわしいものでした。

 しかしながら、議論が停滞する中、強力に牽引していく力に欠けていた憾みがあります。特にNo NFCの議論では、解決への効果的な論点の整理とプロシーディングが出されるまでに時間がかかりすぎました。そもそも、出されるアイディアのすべてに反応しすぎた点も気になります。

 また、No NFCに限らず、ソリューションなど議論が巻き起こったときに、効果的な立論反駁ができた人があまりに少なかったことも否めません。立論側はクレームの繰り返し、反駁側はクレームにクラッシュする反論ではなく、また両者ともクレームをサポートしないリーズニングが目立ちました。

 総じて、ASQなど、十分に準備してきた部分では平均以上の能力を発揮していながら、議論が起きてからは一度で全員を納得させられるだけのハンドリング、アーギュメントができなかったことは今後の課題でしょう。

文責: 井上智晴@WESA

th D−テーブル総評 

爆笑のナローイングから始まり(このナローのプレゼンは関東一位だと思いました。現役時代から200回以上見たそれの中でも一番よかったです。)、コンパリでどんなアイディアを出すのだろうかとわくわくさせてくれるASQ、そして実際最後にでてきた〃政策の意義、目的〃についての論点は十分に話すに値するものであり、時間が許せばきっと素晴らしいディスカッションになっていたことと思われます。またスキルを取り上げても、カンファメのスピード、ディレクションを詰めるストラテ、そこからコンパリにもっていくプロシーディング等非常に高度なスキルを垣間見ることができました。これらにおいてはさすが上位テーブルだなと感じました。ただストラテジーの提示方法やtheory、カンファメのプレゼンやサジェスチョンのリーズニングこれらあらゆる物に甘さが見えました。これらの要因がテーブルの進行を妨げ結果として最も話したい部分に時間が使えなかったことは残念です。またテーブルに貢献しようという視点での努力が見えなかったことも残念でした。大会の特性上自分のことで手一杯になりがちですが、これからはテーブルリーダーとしてテーブルみんなを巻き込むディスカッションを目指していって欲しいと思います。

今後ディスを引っ張っていくだろう人達が集まっていたため厳しく書いてしまいましたが、楽しそうなテーブルで尚且レベルも高かったです。しっかりとリフレをすることで各々の弱点を克服し、私たち2006年度をできるかぎり早く超えていって欲しいと思います。

文責:土屋輝章@MESA
 

最終的なランクには5TH以外のディスも考慮されています。

 

5th D−テーブル総評

 

良い点;要所で自分の強みが光ることがあり、はまったときには強さを発揮している。

悪い点;同じレベルの人がいた時に自分の役割を見つけられず、ASQにおいてカンファメーションの被せあいが多く見られた。

課題;ゴールを見据えるディスカッションができるようにすれば、ムラを失くしより質の高い議論が出来る。

まだまだ成長が出来る余地があるので、是非頑張ってassemblyまでに成長し臨んでください。

3日間の春セミナーお疲れ様でした。

私の見たtableは、5thのプレッシャーの中、とてもアトモスフィアが良く全員でtableをつくりあげていたと感じました。これコミュニケーションにおいて一番大切なことですね。

またASQにおいては、35分で終了するなど、随所でスキルを感じられました。

ただ後半の議論では、各々の用意してきたDA・コンパリソン等のアイディアにおいてプレパの段階でまだまだ改善できる点があるように感じられました。

特に、ideaの立論にかなりの時間を要してしまい、実際の議論が深められなかったのは残念な点でした。また、ideaを出した人以外に責任を持ってハンドリングをする人が足りなかったように感じました。

私の見たtableの今後の課題としては

@    自分のアーギュメント方法の確立(何回アーギュメントを経験するかにかかっていると思います)

A    自分のオリジナリティーあふれる議論の確立(本やインターネットの情報では偏りが出てしまい同じようなアーギュメントが生まれてきてしまいます。机上の空論にならないためにも、実際の現場の声を「聞く」「見る」などの行為を通じて、自分の価値観を磨いていってください)

色々述べましたが、やはり一人ひとりのカンファメ等のスキルでは、D−に値する充分なスキルがあると感じました。このランクに選ばれた人は、今後のDis界を支えていき、更に発展させていってくれる人であると信じています。

ですから是非自信を持って、更なる向上を目指していき、同期・後輩に良い影響を与えていってください。

文責:後藤亮太@明治大学

 

5th D−テーブル総評

「個々が光ったディスカッション」

5thのテーブルでは、全てのパンツから高いセンスとアビリティーを垣間見る事ができ、今後の成長を期待させてくれました。特に、それを顕著に感じられたのは、最後のアーギュメントでした。種々に異なる意見が乱立した際にも、全員の意思や発言によって機能的に取り纏められ、アーギュメントとテーブル全体の質の向上に寄与していました。また、個々の役割が明確に区分け出来ており、他を信頼しながら議事進行を進めている印象を受けました。雰囲気に関しても、高いレベルで配慮がなされており、そのため、コンフュージョンや議論が脱線するような事はなかったのも評価に値すると思いました。バランス感覚に優れ、傑出した意見が複数回テーブルに提供され、今後のお手本にして欲しいようなディスカッションでした。

皆さん、本当に素晴らしかったです。春セミナーお疲れ様でした。

                         

              文責:増川透@法市

 

5th D−テーブル総評 

正直な感想は残念でした。D-として評価できた点は二つ、ストラテを用いたアーギュのアイデアとオピメとしてのハンドル力のみ。実際にアーギュが始まるのが遅すぎたため結局なんのコンセも取れず終わりました。タイムマネージも本人達のやりたい事も全てもろもろ残念だったというのが感想です。オピメとしてのハンドル力とアイデアとしてのストラテのレベルは高かったと感じました。難点としてアーギュのネタを実際にアーギュまでもっていく事とタイムマネージの意識をもち一回のテーブルで自分は何を成すべきなのかを考えてみるといいのではと思いました。頑張って下さい。

文責:島田尚樹@青学

 

5th D−テーブル総評

           

総評:D−のテーブルではなかった。度重なるカンファメーション、インテンションの読めないQuestionが多発、内容のないアーギュメント。

8人中6人をキープ以上としたが、このランクを良い意味で疑ってほしい。

君達は頑張らなければならないです。

ASQ

長い。110分。その分だけPLANにかける時間もなくなってしまった。

理由は2つ。

@     カンファメーションのかぶせ合い。それは浸透力のあるカンファメーションが打ててないから。これを機に「カンファメーションってなんだっけ?」と有効的な議論をするために自問自答してほしい。

A     インテンションの読めないQuestionの乱発。@に重なるがQuestionの目的を再確認してほしい。意図があっても使わなければ意味がないと思います。

PLAN>

特になし。進んでないため。

敢えて言えば、もっと考えてTOPICに対する考えをのせてアーギュメントを出してほしい。そうでないとただの小さなミスの突き合いの水掛け論になってしまう。(ソリューション)

今後のために:もっと真剣に考えてほしい。さらに楽しむために、また楽しませるために。

新1年生に、またディスカッションにイマイチ興味をもってない人を楽しませるためには以上のことが必要不可欠だろう。厳しい評価を下したが、今後さらにがんばってほしいため苦言を呈しました。「自分が楽しみ、人を巻き込めるディスカッションをするには?」を考えてください。

                              文責:冨永祐佑@明治

 

 

 

5th 二年カウンターテーブル総評

 

 春セミお疲れ様でした。今回は幸運にも次世代を担うであろう二年生、しかもその中でもトップクラスの実力を持つ二年生をジャッジできたことを光栄に思います。

 では今回三点述べさせてもらいます。

一、良かった点 二、改善点 三、コメント

一、良かった点

<ディスカッションがスピーディーかつ高次元で展開された>

二年生だけでディスをしているとは思えないほどテンポが速く、またセオリーの話にもトライしていました。アイディアの質も高く、総じてしっかりとプレパされているのがよくわかりました。また、早い展開に乗り遅れる人が出ないように誰かしらが逐一カンファメをしていたのも良かったです。

<役割分担を自然と行なっていた>

オピニオンプレゼンター、アイディアを出す人、まとめる人、ごちゃった時に次に進める人、アーギュメンター等と、自ら自分の活躍できる面を見出し、ディスカッション中も一度決めたその方向からズレることなくしっかりと役割をこなせていました。自ら役割を見つけられることは案外簡単なことではないので、自分にできる最大限のことで良いので、テーブルにおける役割を見つける努力をこれからも続けてください。

<終始楽しく笑顔でディスカッションができた>

 雰囲気は最高でした。全員が楽しんでいる表情が伝わってきました。毎回あのぐらい楽しくできると良いですね!

二、改善点

 <もっと周りの顔を見ながらディスをしよう>

 アイディアを出すのは良いのですが、「?」という顔をしている人がいるにも関わらず、どんどんと次に話を進めてしまうのは、再度考えるべき点です。しっかりとアイディアを共有しながら進めるには、「参加者の顔を見渡しながらディスカッションをする」のが良いです。なぜなら理解度は顔に出るからです。理解していればしっかりうなずくし、理解できなかったら首をかしげたり、横の人と顔を見合わせたりします。逆に言うと、顔を見れば全てわかります。どんなディスでもこの見渡すというある種の理解度の確認を行なってください。

 <アイディアをまとめきれない>

 アイディアが沢山出るにもかかわらず、収拾がつかないうえに、誰もバシッとまとめきれない。普段の大会では、アイディアがある程度でたら次に進みますよね?でも今回はそうはいかず、アイディアを出したい放題出してしまった。その理由は、三年生がいなかったから。つまり、二年生だけでディスをすることによって「いかに普段のディスカッションで二年生が三年生にハンドリングされているか」がわかります。三年生のハンドリングがアイディアの乱立を抑えているんですね。思い当たる節のある人は、どうすればスムーズに自分の言いたいアイディアを出せるかを考えてみてください。そして誰にもハンドられずにバシッとアイディアを言い切れる「自分なりの方法」を編み出してください。

三、コメント

 良くも悪くも二年生らしいディスカッションでした。つまり、アイディアは豊富だけど、三年生に議事進行を任せがち、というディスカッション。しかし、あれだけスピーディーなテーブルを終始笑顔で展開し、しかも参加者が皆しっかりと着いていけていたのは賞賛すべき点です。ジャッジ陣は、皆が楽しそうにテーブルを囲んでいるのを見て、二年前に同じく二年カウンターでディスカッションをしたことを思い出し、グッときました。今後も「楽しむ」という姿勢を忘れずにディスカッションを続けてほしいです。

今回上位三名に選ばれた人も選ばれなかった人も、このメンバーと一緒に、人生で一度きりしか参加できない二年カウンターというテーブルでディスカッションをしたことに自信と誇りを持ち、自身の成長の糧としていってください

良いテーブルを見させてもらいました。ありがとうございました。皆さんのこれからの活躍を期待して、筆を置かせていただきます。

文責:家村直彦@WESA

 

 

 

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